2020.02.02 02:40『世界史リブレット91 アメリカ史のなかの人種』山田史郎(2006年 山川出版社)アメリカの歴史といえば頭に浮かぶのが人種差別に関するあれこれ。この小冊子(リブレット)は、安価ながらそんなアメリカの差別の歴史が淡々と綴られており、とても参考になりました。現代アメリカ人の中でも白人至上主義の思想が残っていたりするようですが、そういった人々の中にもよくよくチェックしてみると、黒人やアメリカ先住民の血が確認できることがあると...
2020.02.02 02:19『メディスン・カード』ジェイミー・サムズ&デイビット・カーソン[訳:小林加奈子](2001 VOICE)アメリカ先住民の神話伝説を読む前に、占いの道具として入手していたのがこの書籍。付録されたカードがメインですが、その解説書の中には、アメリカ先住民たちの教えや哲学がかなり詰まっていて、理解するのにはちょっと時間がかかりました。しかし、『Berry』を今の形にしようと思ったきっかけの書籍でもあるため、占いに興味ある人やアメリカ先住民に興味があ...
2020.02.02 02:06『一冊でわかるアメリカ史』関眞興(2019 河出書房新社)前回紹介した『世界史劇場』と同じく、アメリカ史を分かりやすく解説した書籍です。『世界史劇場』ほどの分かりやすさはありませんが、アメリカという国の成り立ちのなかで、どういったことが起き、どういったまとまり方をしたのか、その違いなどがもっと詳細に、かつ分かりやすく解説されています。『世界史劇場』で端折られた情報や、国の成り立ちの中で築かれた精...
2020.02.02 01:47『世界史劇場 アメリカ合衆国の誕生』神野正史(2013 ベレ出版)日本に暮らしていてアメリカという国を知らないという人は皆無でしょうが、アメリカがどのような歴史をたどって国となったのかを詳しく知る人は、ひょっとしたらそこまで多くないかもしれません。世界史を選択していても、アメリカ史の詳細を学ぶ機会というのは限られていますし、ざっくりとしか知る機会はありません。そんな人にとって、植民地化から憲法が誕生する...