『怪獣たちのハート』創作日記~書きながら聞いている曲の話

『怪獣たちのハート』(小説家になろうの作品ページに飛びます)


お久しぶりです。今回も気が向いたので創作日記を書きます。

昨年の春から更新し続けている『怪獣たちのハート』にまつわる話で、今日は小説を書いている時に聞いている曲について書いておこうかなって思います。


小説や漫画などを書く仕事や趣味を持っている方は、何かイメージソングとかあるのでしょうか。

わたしの場合は、あったりなかったりします。ですが、この『怪獣たちのハート』には明確なイメージソングがあります。

それが、わたしの好きなGO!GO!7188の「映画と雨降りの朝」と「雨上がり アスファルト 新しい靴で」という2曲です。

どちらも「パレード」というアルバムに入っていた曲でして、最初は違う曲がお気に入りだったのですが、長年、何度も聞いているうちに大好きになった曲です。

あ、同じアルバムの出だしに入っている「近距離恋愛」もめっちゃいい曲なので、興味があったらアルバムごと聞いてみてくださいね。

さて、イメージソングというからには、どの辺がどうとか語っていこうかなとも思います。

どちらも重視しているのは歌詞です。メロディも大好きなんですが、大好きなこのメロディにこの歌詞が合わさってこそなんですよね。


まず、『怪獣たちのハート』のOPかなって思っているのが、「雨上がり アスファルト 新しい靴で」の方で、出だしの歌詞からもうこの作品にぴったりじゃんって思っています。

この作品はまさに何が正解なのか分からない状態で、主人公たちが幸せを捜していくという内容なので、正しいとは何か…に振り回されることなくマナが自分を見失うことなく突き進む姿を書きたい。ですので、この曲を最初に聞きます。

どういう歌詞でどういうメロディなのかは、ぜひとも買って聞いてみてくださいね。


で、EDかなって思っているのは、「映画と雨降りの朝」です。これも出だしの歌詞の雰囲気からしてこの作品に込めたいイメージなんですよね。最初にこの作品にぴったりじゃんって思ったのが、この曲でした。

主人公のマナは、ただただ友達の小雨ちゃんとこれからもずっと楽しく暮らしていきたいという思いがあります。

そんなマナの気持ちとこの曲の歌詞が異様にリンクするので、新しいエピソードを書く時は必ず最初に聞いています。マナが何を求めているのか、どう捉えているのか、何をしたいのかという考えをまとめる時に役立つんですよね。


とまあ、こんな感じです。

他の曲は一切聞かないのかっていうとそうでもないのですが、物語も終盤になってきましたし、この二曲を繰り返し聞きつつ……って感じですね。

イメージソングを作るやり方って、実際にやってみると、ハマればすごくサクサク書けるって感じでした。

まあ、そんなのいらないねって人もいたり、逆に引っ張られ過ぎちゃうって人もいたりするかもなんで、一概には言えないのですが、特に趣味で気楽に書いているって人にはオススメです。わたしも結構楽しかったので、またやろうかな。

ってことで、また今後に書く作品で明確なイメージソングがあったら、ここでこっそり紹介すると思います。ではでは。